立ち上がりに苦労したテスラモデル3の昨年11月販売台数は、
約2万台と順調に生産販売を進めています。日産自動車のリーフは
引き続き新型を発売し、初期型に比較しバッテリー容量も増えて
航続距離が伸びていて、バッテリー劣化課題も少しずつ改善の
ようです。
自動車業界での電動化の流れは、少しずつモデルカーの生産販売
で進んでいますが、主流になるまでの動き、生産や開発投資への
リターンまでは、これから数年以上の持ち出しが続くと言われて
います。
政府等の振興策としての補助金があるので、まだまだ高価な
電気自動車等の購入が消費者としてもようやく出来る状態です。
また電気自動車の先進国としての独走するかの中国は、米国との
貿易交渉を配慮したことにより、経済失速が顕著になってきており、
世界経済低迷がより顕著になり、自動車業界の状況もなかなか
厳しい状況が続くと思います。
すべての自動車が電動化となるかの報道は大幅にトーンダウンは
避けられないのではないでしょうか。ハイブリッド車で先行した
トヨタは、パナソニックと電池の会社を共同で立ち上げるとのこと、
ハイブリッド車でリードしたプリウスのモデルチェンジもされました
が、おとなしい改良だけで、今後の動向が気になります。