『統計的方法で事実をつかめ』
解説「バラツキはすべての仕事に存在する、バラツキのある
データを利用して推定、判断を行うのに統計的方法が有効
である。
TQCの「データ、事実でものを言おう」を実行するのには
統計的方法で真の事実をつかめということである。」
バラツキはすべての仕事に存在し、そのバラツキを統計的手法で
見える化し、その見えたものに対して、適切な対応をするという
日々の地道な品質管理活動が、一日一日、一歩ずつ、改善して
いくことが、数年のちの差につながるものと思います。
テレビドラマの刑事のように、解決に当たり、思い込みやカンに
頼りやすくなり、その方法が早道と考えがちですが、また元に戻る
こともよく経験することではないでしょうか。
事実、データを確認すること、グラフにしてみたり、統計処理
してみたり、見える化すると、思い込みの誤りを訂正出来ること
が多いものです。先入観を捨てて、データを見ることは、経験の
ない新人の活用にもいいかも知れませんね。