『責任は事の起こる前に負うもの』

解説「責任というのは、事が起こってからそれにどう対処する
のかということをいうのではない。事の起こる前にどういう
態度でいるかということが一番重要なことである。事の起こる前に
本当に真剣に考えていたら、そのとき必ずインスピレーションを
感じるものである。もしそれがなかったのならそれは執念が
足りなかったのだと考えよということである。」

上役が責任をとるという表現はよく使われますが、西堀先生の
責任というのは、責任者がその課題に対して、真剣に取り組む
姿を責任と言っておられるようです。

自ら考えないで、部下に任せるばかりでなく、困った部下が相談に
来たとき、自らの責任で考え抜くことを言っておられるのかも
知れません。

なかなか出来ないことではないでしょうか。