住宅は経年劣化するため、屋根や外壁は、10年前後でリフォームが必要と
言われています。当方も築10年を経過して、そろそろ必要かも知れないと
考えていましたが、どう判断しどう対応するのが最適かは不明でした。
新築の時も、屋根、外壁についてもほとんど知識ない状態で、時間が経過、
ちょうどそこに、屋根・外壁塗り替え&耐震住宅講座という市民フォーラム
の特別講座の案内を入手したので、参加しました。
講師は、皆川一(みながわはじめ)という方で、経歴にはフーテンの寅さん
こと、渥美清さんの付き人をされていて、渥美清さんからペンキ屋になれと
予言され、その通りペンキ屋になり、住宅リフォームのための診断の仕組み
を作り、塗装技術、住宅リフォーム施行会社のスキル及び信頼向上に尽力
されている方でした。プロタイムズグループが参考になります。
ポイントは屋根も外壁も実際に視て診断をしてもらうこと、屋根、外壁も
塗装の世界で、塗料には適切な塗布量があること、塗料ごとに決まった乾燥
時間があり守ることが大切、一級建築士が所属している施行会社では、正確な
家屋の図面から、正確な塗料量が算出出来ること等でした。
診断には実際に屋根、外壁を見ながら、ビデオ撮影し、屋根、外壁、
シーリング部等の写真等を付けて、DVDで報告がされ、より理解して
次の対策等を計画出来るのが特徴です。状況把握し、適切な対策を実施する
ということがすべての基本ですが、その仕組みを持つリフォーム会社を選択
することが大切に感じました。
製造業での工程や仕事の見える化が、住宅リフォームや塗装業の世界にもある
ことを知りました。また、塗装やリフォームについての人の育成もされて
いますので、流石と感心しています。