二か月以上も拘留されているゴーンさんのその後です。郷原信郎氏の最新ブログによると、ゴーンさんと同時に逮捕され、既に保釈されたケリー氏は、元々体調が悪いところ、無理やり直接会議に出てほしいとの要請で、逮捕されるための飛行機に乗ったとのことで、騙し討ちのような形であったとのことです。
ゴーンさんの退任をルノーが認めたからといって、ゴーンさんの罪が確定したかの錯覚も正しくないと思われ、郷原氏の見方が正当ではないかと考えます。客観的な視点で考えることはとても大切と考えます。
ゴーン被告の弁護人に、厚労省元次官の村木厚子さんなどの弁護人を務め「無罪請負人」として知られる弘中惇一郎弁護士が就いたとのことです。これまで弁護人を務めていた大鶴基成弁護士は辞任とのことで、優れたビジネスマンが日本をよく知り、最強の助っ人を頼み、その助っ人も受託したことは日本らしくて今後の展開が注視されます。