二度目のゴーンショックは思わぬ方向へ向かっていしてます。日本の司法制度
の問題点を世界に大きく広めることになってしまい、またその発信源は、
グローバル企業であるはずの、ルノー日産グループの日本側であることです。

高額報酬の経営者を批判しがちな日本的発想からすると、高額報酬の外国人
の経営者に対して、私財を増やすかの報道だらけでは、けしからんということに
なりますが、日本の司法制度、特に特捜部の過去事例を見ても罪状全面否認の
場合、際限なく拘留が続き、拘留を避けるなら、罪を認めよという、古くからの
駆け引き手法がいまだに続いていることが、判明したことになります。

その意味で、有能なビジネスマン的に、弱音をはかず、ビジネスマンとして
論理的に説明しながら、きっちりと否認し続けているゴーン氏に、共感さえ
感じます。

ゴーン被告の弁護士の方の、海外特派員協会での記者会見は、弁護士の方が
語るゴーン被告の様子などは先入観なしに聞いてはいかがでしょうか。